●神葬祭について

神道式で行われるお葬式のことを、「神葬祭」といいます。
現在、日本で行われる葬儀の多くは仏式(仏教式)で行われていますが、もともと我が国には仏式ではない固有の信仰に基づく葬儀がありました。古事記の記述や古墳の出土品から、古代における葬儀をうかがい知ることができます。

・神葬祭の流れについて

日本人は古来、人は亡くなった後もこの世にもとどまって子孫を見守る存在、祖霊と考えてきました。
神葬祭では故人の生前の功績を讃え、遺徳を偲び、その後、祖霊祭(年祭やお盆)では亡くなられた方の「みたま」をお祀りします。

神葬祭はに関わる「おまつり」について地方によってそれぞれ特性があり、多少の相違があり省略される場合もありますので、一例としてご紹介します。

1.帰幽(きゆう)報告

故人が亡くなった旨を氏神さま、神棚、御霊舎(みたまや)に報告します。

2.神棚封じ

家族が亡くなった場合、まず帰幽奉告(きゆうほうこく)といって、家族が亡くなった旨を神棚、祖霊舎に奉告します。その後、神棚や祖霊舎の扉を閉め、白紙を張り神棚を封じます。
五十日祭までの忌中の間、お供えや拝礼はしばらく遠慮し、故人のお祀りに専念します。
神道では一般には五十日祭をもって忌明けとします。翌日に清祓(きよはらい)を行い、神棚や祖霊舎に張った白紙をはがし、それまで遠慮してきた神棚や祖霊舎のお祀りを再開し、平常の生活に戻ります。

3.通夜祭(つやさい)

夜を徹して故人の御霊(みたま)を慰めるおまつりです。

4.遷霊祭(せんれいさい)

故人の御霊を霊璽(れいじ)と呼ぶ白木の「みしるし」に遷(うつ)し留めるおまつりです。

5.葬場祭(そうじょうさい(告別式))

故人に最後の別れをするおまつりです。

6.火葬祭(かそうさい)

火葬に付す際のおまつりです。

7.帰家祭(きかさい)

葬儀が滞りなく終了したことを、霊前に奉告するおまつりです。

8.五十日祭・埋葬祭(まいそうさい)

亡くなってから50日目に行います。遺体・遺骨を埋葬するおまつりは五十日祭に合わせて行うことがあります。

9.清祓(きよはらい)

五十日祭を終え家中を祓います。そして、神棚のおまつりを再開します。

10.合祀祭(ごうしさい)

故人の御霊を、仮御霊舎(かりみたまや)から祖先の霊をまつる御霊舎に遷すおまつりです。

服忌について

故人への哀悼と祭りに専念する期間。詳しくはこちらから

御霊式年祭・祖霊祭

・年祭

満1年、3年、5年、10年、以降10年ごとに行います。故人を偲び慕い御霊を慰めます。

・初盆祭

故人が亡くなって初めて迎えるお盆、また先祖の御霊も共に子孫のもとを訪れ、御霊を慰める御祭。地方の習慣にもよりますが、7月中旬から8月中旬に行われます。

※五十日祭がお済出ない場合は、次の年に行います。

初穂料について
・御霊式年祭、祖霊祭、初盆祭等 20,000円~
・神葬祭についてはお問合せください。
・電話番号: 090-9593-1343(神社からご連絡する際はこちらの番号とは異なります。)